真・たる’sわ~るど!!

60年代~80年代のロック(主にプログレ、サイケ、ハードロック)のレコードを紹介しています。

※注意事項
このサイトはあくまでもレコードの紹介サイトであり販売や譲渡を目的としたものではありません。

CHILE

ESCOMBROS


イメージ 4
 
チリのクーデター前のロックは健全な進化をしていたと納得できるバンドです。

シングル
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Green Eyed Lady / Love Machine
(1970/Arena SD-0328)
A面はアルバム収録でSUGARLOAFのヒット曲のカバー、B面はアルバム未収録曲。
 
 
アルバム
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Same Title
(1970/Arena LPD-084)
Jimi HendrixのStone Freeで始まるギターサイケです。オリジナル曲もメロディアスでいい曲です。借り物っぽい曲も多いですが、イメージは統一されてますので余り気になりません。当時のバンドとしては非常にメロディを大切にしているようで印象に残るメロディがたくさんあります。
 
イメージ 3
Same Title
(1970/Arena LPD-084)
何らかの理由でジャケットを変更してリリースされたファーストアルバム。内容は同じと思われます。

VIDRIOS QUEBRADOS

60年代の南米のガレージバンドは時に英米のものより優れたバンドが出現する。

シングル
イメージ 1
She'll Never Know I'm Blue / Friend
(1966/Odeon 3759)
両面ともアルバム未収録曲


アルバム
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Fictions
(1967/UES・RCA CML-2534-X)
哀愁のある美しいメロディをガレージロックサウンドに乗せて歌う一言で言うとMOODY BLUESからメロトロンやオーケストラを抜いたようなサウンドです。B①辺りはプログレッシブロックへの胚芽が見えますが、この後音源を発表していないのが非常に残念。曲のタイトルはスペイン語ですが歌詞は英語で歌われています。

MASSACRE

70年代軍事政権下反体制的音楽は排除されミュージシャンも虐殺、亡命の憂き目に会った。そんなときに民衆に希望を与えたのは亡命していたLOS JAIVASのTodos Juntosというアンセムだった。
テープ
イメージ 1
Pissing Into The Mass Grave
(1986/Demo)   

イメージ 2
Altazor
(1986/Demo)

イメージ 3
Beyond the Psychotic Redemption
(1988/Demo)

上記DEMOにおけるサウンドはかなりデスメタルよりのスラッシュメタル。


アルバム
イメージ 4
Same Title
(1989/Oso)
スラッシュメタル的な雰囲気は残しながらキーボードを導入しプログレッシブロック的な要素を持ち込んだアルバム。バンドとして選択したサウンドの変化だったと思われますが、いかんせん演奏、録音他すべての面で稚拙さはぬぐえず残念な出来となってしまっています。唯一冒頭に説明したチリの国民的アンセム“Todos Juntos”のカバーが秀逸で好感が持てるのが救いですね。

バンドはこの後沈黙し21世紀になってバンド名をMASSAKREと変更しアルバムを発表しています。

Frutos Del País

60年代においてPROCOLHALUMの果たした役割はそれまで世界中にジャズで主に使用されていたハモンドオルガン中心のバンドを乱立させたことだと思う。60年代に活動していたBEAT4を母体に結成されたこのバンドもそのひとつ。

シングル
イメージ 1
Sin Ti/Genoveva
(1971/RCA ?)
両面ともアルバム収録曲

イメージ 2
Todo Se Termina/Tu Sabes Quien Es El
(197?/RCA ?)
両面ともアルバム収録曲

イメージ 3
Salgamos A Correr/Estrella De Amanecer
(1972/RCA 95-2752)
両面ともアルバム収録曲

Frutos Del País
Y Volar, Y Volar / Tarde Triste
(1973/Asfona 10.425)
両面ともアルバム収録曲。


アルバム
イメージ 4
Same Title
(1972/RCA CMS 2929)
シングルを中心に構成されたアルバム。サウンドはPROCOLHALUMに影響を受けたゆったりとしたプログレッシブなポップロックとでも言えるもの。中には1期DEEP PURPLEぽい曲もある。

イメージ 5
Y Volar...Y Volar
(1974/Asfona VBPS-441)
73年の軍事革命後にリリースされたアルバム。前作を力強くしたような内容でロックファンには前作よりもインパクトはありますが、軍事政権下では活動できず人知れず流通させるしかなかったようで今や幻のアルバムとなっています。

人気グループだったようで、シングルは結構リリースしていたようですが、先の理由から73年以降シングルのリリースもなくなってしまった模様。

KALISH

謎のバンドです。
シングル
イメージ 1
Stones Of Years/Bitchs Crystal
(1973/IRT IS-175)
両面ともELPのカバーというかコピーといっても過言ではありません。どういう経緯で製作されたのかは知る由も有りませんがオリジナルも聞いてみたいという気にさせてくれます。そのうち発掘されることを期待して・・・

AMIGOS DE MARIA

革命の影響で絶対的にロックバンドの数が少ない国です。

アルバム
イメージ 1
Rock
(1973/Odeon LDC 36809)
ジャケットからくるサバス的雰囲気は全くといっていいほどうかがうことは出来ません。R&BやCCRなどのカバーを含むPOPロックがめいんですが、ややヘビーなロングトラックも収録されています。ただテクニック的にも未熟な部分が目立ちアルバム全体的に中途半端な印象は免れません。

AGUATURBIA

70年代中ごろ以降、革命による弾圧によりかなりのミュージシャンが国外逃亡したが、それ以前は普通にロックバンドが存在していた。

革命以前に活躍していいたこのバンドは最近復活しアルバム発表やライブも積極的に行っているようです。

シングル
イメージ 4
Alguien para amar/Eres tu
(1969/Arena SD-0295)

イメージ 5
El Hombre De La Guittarra/Hermoso Domingo
(1973/ASFONA 10.393)


アルバム
イメージ 1
Same Title
(1970/Arena LPD-075)
ヌードジャケが災いしてほとんど流通しなかったファーストアルバム。楽曲はほとんどが英米のバンドのカバーソングなんだけど、演奏は結構カッコイイ!個人的にはまるでジンジャーベイカーがドラムを叩いているようなジェファーソンエアプレインの「あなただけを」のカバーがお気に入り。

イメージ 2
Volumen 2
(1970/Arena LPD-080)
前作同様カバーが多めだが、オリジナル曲の「Evol」がヘビーなサウンドにほとんどあえぎ声というカルトな出来で当時のアンダーグラウンドシーンの雰囲気が味わえる。

イメージ 3
Version Ac?stica
(2010/Mylodon)
復活作!ただし未聴。

解散後PANALというバンドに進化するが、軍事政権下では活動できなかったようで音沙汰はなくなりましたが、2010年復活。YOUTUBEにコンサート映像がかなり上がっています。
プロフィール

たる

60~80年代のサイケ、ハードロック、プログレッシブロック大好き。ギターも弾きます。あとアニメ、漫画、競走馬好き。料理もしますよ。

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