ルーマニアの特異なプログレッシブ&ヘビーメタルバンド。
シングル
Colind / Larna
(1990/Electrecord 45-ST-CS-221)
A面がMircea Vintil? B面がCELELARTE CURVINTEのスプリットシングル。
アルバム
ii Rock (8)
(1985/Electrecord ST-EDE 2782)
片面がEvolutivのスプリットアルバム。
Same Title
(1987/Electrecord ST-EDE 03137)
アコースティックでクリアーなサウンドとIRON MAIDENを髣髴させるスピード感のあるヘビーメタルサウンドが交錯する唯一無二のサウンド。ベースの存在感と少し頼りなげなボーカルが個性的で同時期の各国のメタルバンドとは一線を画していると思います。
(II.)
(1989/Electrecord ST-EDE 03712)
前作よりもエレクトリックな要素の比重が増したアルバムではあるけど、印象はあまり変わらない。
Se las? r?u
(1992/Eurostar CDS-CS 0103)
かなりテクニカルなメタル寄りのサウンドになり各楽器のバランス(ベースが引っ込んだ)が統一された録音でバンドとしてまとまったサウンド。
Armaghedon
(1994/Vivo CDVR 002)
テンポが少し落ち着き安定したサウンドではあるけど、前作までの破天荒さがかなり薄れ個人的には少し物足りません。
Ispita
(1997/Zone 9704108-4)
カセットオンリーリリースのアルバム。前作に比べると以前の作風に戻っています。
Nos
(2004/Intercont IMCD 1225 )
かなりレイドバック?したアルバム。POLICEやU2を思わせるギターのカッティングを中心にしたキャッチーな内容。
.Stem
(2008/TVR Media)
メロディ、演奏、アレンジ、音色、録音など以前の作品を遥かに凌駕していて、個人的には最高傑作と思います。多少ギターサウンドに不満は残りますが以前に比べ格段に良くなっています。
個人的には大好きな音楽性です。ただ、わざとだと思いますが各楽器のバランスが悪かったり音色がひどかったりするのが、残念!ギターのディストーションサウンドは音やせがひどくて「.Stem」でかなりましになったとはいえ覚悟して聞かないとまだまだ十分とはいえません。
最近は作品発表が滞っているようですが、さらに進歩したサウンドになって帰ってくると信じています。