真・たる’sわ~るど!!

60年代~80年代のロック(主にプログレ、サイケ、ハードロック)のレコードを紹介しています。

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このサイトはあくまでもレコードの紹介サイトであり販売や譲渡を目的としたものではありません。

UNITED KINGDOM

MONUMENT

メンバー不明の謎バンド。コンポーザーの一人にZIORのKeith Bonsorの名前があるため関係性はうかがえるが・・・確かにZIORの演奏かもと思える部分も多い。

アルバム
monument
The First Monument
(1971/Beacon BEAS 15)
DOORSをヘヴィにして黒魔術的な怪しさをプラスしたようなサウンド。ただ、詰めが甘いというか曲として完成する前の素材をそのまま出しているような危うさがありそれは、ZIORも同様なにおいがします。

HELLANBACH

hell

英国のVAN HALEN!

EP
hells
Out To Get You E.P.
(1980/Guardian GR/H C56)
4曲入りEP。VAN HALENを下敷きにしてはいますが、NWOBHM時代のバンドらしくスピード感に溢れています。しかし、ヴォーカルの音程が不安定で手放しで絶賛できないのがつらい。

アルバム
hell1
Now Hear This
(1983/NEAT 1006)
ギターの音色、各楽器の演奏とヴォーカル以外はもろVAN HALEN。ただ、EPがそうだったようにスピード感に溢れた楽曲が若々しくて強力な個性となっている。ヴォーカルも数段進化して聞きづらくはない。 

hell2

(1984/NEAT 1019)
タイトルからしてVAN HALENを思わせる通りそれまでのパワー一辺倒からアレンジにも気を配り展開も多くなってますますVAN HALENに近づいています。サウンドプロダクションも多少向上していています。

英国のバンヘイレンと言えばWALFSBANEもいますが、あそこまで吹っ切れていないのも魅力と言えば魅力かも。

FUZZY DUCK

fuzzy-duck-1

元ANDROMEDAのMick Hawksworth、元TUCKY BUZZARDのPaul Francis、元GREATEST SHOW ON EARTHのGarth Watt-Royが、中心になり結成。後のCAPABILITY BROWNに参加するGrahame Whiteを輩出したスーパーバンドです。


シングル
fds1
Double Time Woman / Just Look Around You
(1971/MAM MAM 37)
両面ともアルバム未収録。日本リリースもあった。

fds2
Big Brass Band / One More Hour
(1971/MAM MAM 51)
両面ともアルバム未収録。


アルバム
fd
Same Title
(1971/MAM MAM-AS 1005)
オルガンを中心とした1期PURPLE型ハードロック。A①はPaul Francisの関係かTUCKY BUZZARDのファーストで演奏されていた楽曲。

ICE

icep

ブリティッシュ重箱の隅で、忘れかけていました。そういえば一時期話題になったなぁ。

アルバム
ice
Saga Of The Ice King
(1979/Storm SR3307)
これは、日本人がイメージする北欧サウンドではないかな、バンド名がICEなのも寒さというか冷たさを感じそれは楽曲にも反映されていると思う歌詞は分らないがひょっとしてコンセプトは北欧神話なのかもしれませんね。ちょっと極端な意見だけどアイスランドのICECROSS辺りと同様の冷たさを感じます。

ARCADIUM

arcadiump

60年代ブリティッシュロック過渡期のバンド。

シングル
arcadiums
Sing My Song / Riding Alone
(1969/Middle Earth MDS 103)
両面ともアルバム未収録。両面とも結構しっとりとした楽曲。


アルバム
arcadium
Breath Awhile
(1969/Middle Earth MDLS 302)
浮遊感のあるサイケサウンドが延々と続く辺りを聞くとアメリカンマイナーサイケかドイツアンダーグラウンドを思い起こさせる途中でブルージーなギターがソロを取る辺りで、PINK FLOYDだったのかと膝を打つA①をはじめ60年代過渡期サウンドを堪能できる1枚。個人的にはB③からの畳みかけるような流れが大好きです。



HARSH REALITY

harsh12_orig

ブリティッシュロックはあまり得意ではないですが、ブリティシュロックの過渡期のサウンドは大好きです。

シングル
hrs1
Tabaco Ash Sunday / How Do you Feel
(1969/Philips BF 1710)
両面ともアルバム収録曲。

hrs2
Heaven And Hell / Praying For Reprieve
(1969/Philips BF 1769)
両面ともアルバム収録曲。


アルバム
hr
Heaven And Hell
(1969/Philips SBL 7891)
SPENCER DAVIS GROUPがVANILLA FUDGEをやっているかのようなサウンド。当時のR&Bをベースに色々な音楽要素を加えたアートロックサウンドはハードロックでもなくプログレッシブロックでもなく未分化なところに非常に魅力を感じます。

LITTLE FREE ROCK

lfrp

ブリティッシュサイケの重要グループ。

アルバム

lfr
Same Title
(1969/Transatlantic TRA 208)
メロトロン使用で有名なアルバム。そのため、どうしてもプログレフィールドで語られがちだけどサウンドはギター中心のサイケサウンドで、ハードロック一歩手前の音。


lfr2
Time Is Of No Consequence
(1991/World Wide SPM-WWW-CD-0020)
69年から71年までの録音だけど69年は前身のPURPLE HAZE名義。

あとスペインオンリーリリースの音源集があります。
ベース、ヴォーカルのPaul Varleyは後にARROWSを結成します。

MONEY

money p

NWOBHM前夜、Gullレーベルから新しい感覚のハードロックバンドがデビューしました。79年当時ブリティッシュハードロック界はJUDAS PRIESTやUFO、THIN LIZZYといったベテランあるは、元メンバーで結成されたバンドしかデビューできなくて、生きのいい新人のデビューが少なかった時代、ハードロック界の救世主的な扱いでデビューしたバンドでした。

シングル

moneys1
(Aren't We All) Searching / Where Have All the Dancers Gone?
(1979/Gull GULLS 64)
B面がアルバム未収録。


IMG_0490
(Aren't We All) Searching / Mari - Anna
(1979/Gull VIP-2693)
日本でリリースされたシングル。両面ともアルバム収録曲。


EP
moneyep
EP.
(1980/Hobo HOS 011)
3曲入りシングル。全曲ともアルバム未収録曲。


アルバム
money
First Investment
(1979/Gull GULP 1031)
サウンド的にはあくまでも70年代後半的なサウンドで、個人的にはNWOBHMとは別次元のバンドと言う意識でいましたが、NWOBHMとは一線を画く内容にもかかわらず当時の機運に飲み込まれブームの一端として扱われてきました。UFOやJUDASといった先人のサウンドを追求しSWEETのようなポップ性も持ち合わせていたある意味希有な存在だったと思います。

BAKERLOO

bakerloop

COLOSSEUM、HUMBLE IEのClem Clemsonが参加したプログレッシブブルースバンド。

アルバム
bl
Same Title
(1969/Harvest SHVL 762)
ブルースロックを基調にハードロック、クラシック、ジャズと言った要素が詰まった曲が聞けます。

バンドはメンバーを変えながら存続し最終的にMAY BLITZへと進化します。

MAY BLITZ

may blitz pic


BAKERLOOから派生したブリティッシュハードの名バンド。

シングル
may blitz s1
Fire Queen / Virgin Waters
(1971/Paramount PAA-0075)
どうもアメリカオンリーのシングルのようだが、ジャケット付きのUS盤は珍しい。
両面ともアルバム収録曲。

may blitz s2
Squeet
(1971/Acetate Not On Lavel)
テストプレスの片面10インチシングル。


アルバム
may blitz 1
Same Title
(1970/Vertigo 6360 007)
コンプレッサーが利いたようなカチカチのナチュラルトーンのリフで構築されたハードロック。時折ファズギターがソロを取るが全体的にハードロックの音色ではなく、それが特徴となっている。


may blitz 2
The 2nd Of May
(1971/Vertigo 6360 037)
A①やB①に顕著なファズギターを弾きまくるハードな曲が印象に残るが、他の曲はファーストに比べると印象的なギターリフが薄れアコースティックギターの使用が目立つ。また、曲によってはフルートなども使用しプログレッシブロック的アプローチも聞ける。

may blitz 3
Essen 1970
(2012/Thors Hammer THLP 003)
ライブということもあり迫力がスタジオとは段違いで、GFR以上にドライブしたサウンドが聞けます。現役中に正規のライブアルバムを出していたらもっと違う存在になっていたかもしれないと思ってしまいます。

ドラムのTony Newmanは元Jeff Beck Group、後にTHREE MAN ARMYなど渡り歩きます。
プロフィール

たる

60~80年代のサイケ、ハードロック、プログレッシブロック大好き。ギターも弾きます。あとアニメ、漫画、競走馬好き。料理もしますよ。

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