真・たる’sわ~るど!!

60年代~80年代のロック(主にプログレ、サイケ、ハードロック)のレコードを紹介しています。

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このサイトはあくまでもレコードの紹介サイトであり販売や譲渡を目的としたものではありません。

ARGENTINA

EL GRUPO DE GASTON

南米のサイケガレージバンドは英米のものより荒々しくハードなものが多いと思います。

EP
イメージ 2
Same Title
(1969/CBS 33575)
詳細は不明です。


アルバム
イメージ 1
Same Title
(1969/Parlophone ‎5091)
何曲かはファズギターが炸裂するサイケガレージサウンドですが、全体的にはメロディを大切にした60年代っぽいサウンドが中心です。サイケガレージと言ってもすでにハードロック的なリフを用いていたりパワフルなボーカルなど過渡期的な面白さを感じます。

PLUS

70年代の中ごろアルゼンチンにハードロックとして確立されたサウンドを持つバンドが誕生していました。
 
シングル
イメージ 1Mil opciones / Hoy te preguntarás
(1976/TK 533)
両面ともアルバム未収録。
 
アルバム
イメージ 2
No Pisar El Infinito

(1976/TK 1046)
完成度の高い豪快なハードロックを演奏しています。マイナーバンドで恐縮ですがUSAのCAINのファーストに近い音をしています。
  
イメージ 3Same Title

(1978/RCA AVS-4653)
キーボードをフィーチャーしたプログレッシブな楽曲も含みハードな曲も時代を反映し聞きやすくなっています。
 
イメージ 4Escuela De Rock 'n' Roll

(1981/Tonodisc DLF-8031)
未聴です。

ALAS

ELPというかギターレスでキーボードをフィーチャーしたバンドは南米にもかなりの数存在しますが、その中でも最高峰のバンドです。

シングル
イメージ 1
Rinc?n, mi viejo rinc?n / Aire (surgente)
(1975/EMI 1262)
両面ともアルバム未収録曲です。


アルバム
イメージ 2
Same Title
(1976/Odeon EMI 8294)
よくアルゼンチンのELPという表現がされているアルバムですが、実はリズムセクションが本家よりテクニカルで上手い分よりテクニカルなジャズ/フュージョンに近づいた音といいますか、ジャジーなエレピがいい雰囲気を出していてよりアダルトな内容になっています。

イメージ 3
Pinta tu aldea
(1977/EMI 6486)
さらにテクニカルにフリージャズ寄りなフュージョンサウンドを聞かせてくれます。

イメージ 4
M?mame bandone?n
(2005/SWM 01003)
セカンドから参加したバンドネオン奏者Daniel Binelliをフィーチャーした復活作。
バンドネオンの哀愁のある音色とピアノを中心としたジャジーな演奏が最高にかっこいいですねただ、ロックバンドというものからかなり遠ざかってしまったサウンドではありますが・・・

RELAX

南米ハード屈指のレア盤を!
アルバム
イメージ 1
Padre
(1977/Vedette SL 10006)
スピード感のあるハードロックからプログレッシブな楽曲まで安物っぽいジャケットの割にはアルゼンチンでも屈指のアルバムと言えると思います。Vedetteというとイタリアンロックのレーベルと言う印象ですが、このバンドもどこと無くイタリアのバンドを思わせるところがあります。

ROCKAL Y LA CRIA

アルゼンチンのロックに興味を持ち始めた頃に知ったレコードでしたが、多分日本にはほとんど無いんじゃないでしょうか?
アルバム
イメージ 1
Salgan del camino
(1973/RCA LZ-1238)
ジャケットの雰囲気そのままに突き進むPAPO'S BLUESと類似性を感じる極太なブルースハード。むさくるしく埃っぽい音は日本人の感性には会わないかもしれませんが私は好きです。

COLOR HUMANO

イメージ 1

ブルースロックから出発し特異な音楽性に進化した唯一無二のバンド。

シングル 
イメージ 2
A Trav?s De Los Inviernos / Hace Casi Dos Mil A?os
(1973)

イメージ 2
Coto de caza / Las Historias Que Tengo
(1973)
A面はCosas r?sticasと同じ曲です。

イメージ 3
Sangre del sol / Va a salir un lugar
(1973/Microf?n 3895)

イメージ 2
Hombre De Las Cumbres / Ma?ana Por La Noche
(1973)

イメージ 4
Ma?ana por la noche / Cosas r?sticas
(1973/Talent 3961)

イメージ 2
Vestido De Agua
(1974)
全曲アルバムに収録されています。


アルバム
イメージ 5
Color Humano
(1972/Microf?n I-326)
アコースティックなイメージのブルースロックをやっています。ただ、プログレッシブなエッセンスも多様にあり次作以降のプロトタイプとして地味ではありますが重要な位置のアルバムと思います。

イメージ 6
Vol 2
(1973/Talent I-404)
近作と次作は同じ志向で製作されたものと思われます。まるでKING CRIMSONがヘビーなブルースロックを演奏しているようなイメージで過去から現在に至るまで唯一無二の光を放っています。

イメージ 7
Vol 3
(1973/Talent 469)
前作とほとんど同じ音楽性というよりアルバム2枚組アルバムと言う表現が正しいかもしれません。

イメージ 8
En "The Roxy"
(1995/Rox 02)
未聴ですがどうもライブアルバムのようです。再結成時のものなのか当時のものなのかは不明です。

アルゼンチンの重鎮ともいえるメンバーで構成され、メンバーがかかわったバンドだけでアルゼンチンのロックの歴史を語れるほど有名グループに多くかかわっています。

AVE ROCK

サイケデリックな感覚を残したプログレッシブロックバンド。

アルバム
イメージ 1
Same Title
(1974/PROMUSIC 47008)
ベビーでサイケデリックな感覚とキーボードを核とした曲作りなど発展途上の初期型のサイケ・プログレッシブロックです。完成度という点では次作に譲りますが魅力という点では今作が個人的には好みです。

イメージ 2
Espacios
(1977/LPL-15008)
アルバム全3曲という大作主義から伺えるように前作の延長線上ながらベクトルは同じ方向で遥かに進歩を遂げたセカンドアルバム。

AEROBLUS

イメージ 2

アルゼンチンのロックで初めて聞いたのが、このバンドのギタリストというよりアルゼンチンロックの重鎮ギタリストで元LOS GATOSのPappo(Norberto "Pappo" Napolitano)のPAPPO'S BLUESでした。そのPapoがPAPPO'S BLUESの次に始めたのがハイエナジーでブルージーなハードロックだったことに非常に驚きました。

アルバム
イメージ 1
Same Title
(1977/Philips 6347304)
制作上の意図的なものだったのか、こもったような音質ではあるのですが、Johnny Winter Andを思わせる曲調に強力に歪んだギターを持ち込んだような凄まじいまでのエナジーの発散を感じるハードロックになっています。

Pappoがこのバンドの次に始めるのがAC/DC風のメタリックなハードロックだったというのも驚きであります。そんなPappoも2005年の2月に故人になってしまいました。

Kubero Diaz

元LA COFRADIA DE LA FLOR SOLARのギタリストで後にアルゼンチンの音楽シーンに深くかかわって行くKubero Diazの唯一のソロアルバム。
アルバム
イメージ 1
Kubero D?az y La Pesada
(1973/Music Hall MH 2.404)
複雑なギターリフと曲構成で聞かせるギタープログレッシブハードの傑作!ハードなギターを中心とした無骨なサウンドながら繊細さも感じさせる楽曲は他ではあまり聴かれないオリジナリティ溢れる物。後にMiguel Cantiloに提供されるB①はMiguel Cantiloのアルバムにおいても一番の聞きものとなっています。

CUERO

PIEL DE PUEBLOのNacho SmilariとCarlos Calabroが結成したヘビーサイケバンド。
EP
イメージ 1
No se si voy a enloquecer
(1973/Music Hall 40.015)
4曲収録。全曲アルバム収録曲。


アルバム
イメージ 2
Tiempo despu?s
(1973/Music Hall MH 2405)
霧の中から聞こえてくるようなサウンドはPIEL DE PUEBLOに比べサイケ色が濃くなっていて、ある意味時代をさかのぼったような印象ですが、ヘビーなリフなどハードロックとして進化の結果も同時にうかがえる内容となっています。

イメージ 3
Crecimiento
(1973/Music Hall MH 13072)
何故かジャズフュージョンサウンドに変化した内容で、この変化はロックファンには少し受け入れられない変化といえそうです。ギターの音は良くなっているのでこのサウンドであくまでもロックに拘ってほしかったと思います。
プロフィール

たる

60~80年代のサイケ、ハードロック、プログレッシブロック大好き。ギターも弾きます。あとアニメ、漫画、競走馬好き。料理もしますよ。

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