真・たる’sわ~るど!!

60年代~80年代のロック(主にプログレ、サイケ、ハードロック)のレコードを紹介しています。

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このサイトはあくまでもレコードの紹介サイトであり販売や譲渡を目的としたものではありません。

2012年09月

SAMUEL PRODY

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60年代から活動しているミュージシャンたちが結成したハードロックバンド。

アルバム
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Same Title
(1972/Global 6306 906)
針を落とすと呪術的な雰囲気の導入部に多少引いてしまいましたが、全体的には結構破天荒で攻撃的なブルージーハードロック。ジャケットとレコード番号はドイツ盤のものです。



UKオリジナルはPhonogram 6306 906らしいのですが、番号的にはドイツ盤と同じです。昔からドイツオンリーリリースと聞いていたのとUK盤の仕様(ドイツ盤は見開きジャケット、UK盤はシングルジャケットの可能性あり)等不明なためドイツ盤のジャケットを載せています。これについては情報持っている方は教えていただけるとありがたいです。

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THE OLD MAN & THE SEA

c440_3

北欧が注目されだした頃早い時期に紹介されたオルガンハードロックバンド。

アルバム
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Same Title
(1972/Sonet SLPS 1539)
ハモンドオルガンを弾き倒していることには違いないのですが押しと引きを考えてあるので、暑苦しさはあまり感じません。また、ハードなギターとのバランスもよくハードロックとして文句なしのデキ。乗りは2066&THEN辺りと共通するものがあると思います。



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1972-75
(2003/Karma KMCD 200803)
未発表のマテリアルをまとめたコンピレーションアルバム。また、他にもブート扱いで2種類の同種のアルバムも存在します。オルガンだけではなく意欲的にシンセを使用した曲などプログレ色を増しています。

BISCAYA

大学生の時、ラジオは音楽の情報収集の最速手段だった。東京の番組を雑音の彼方から聞こえてくる音を地方にいた私は集中して聞きくと同時にカセットテープにも録音し聞いていた。そんなときにオンエアされたこのバンドの楽曲はノイズだらけの音の中からも鮮明にその凄さを感じることが出来た。そのときのエアチェックテープは雑音だらけではあるが何度も聞き返しクリアな音で聞ける日を夢見ながら今か今かと待ちわびた。

シングル
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Summerlove / Singing In Harmony
(1983/RCA BIS 1)
両面ともアルバム収録曲。




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Summerlove / Fools
(1985/RCA RPS-149)
両面ともアルバム収録曲。




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Howl In The Sky / Rockin' Vehicles
(1985/RCA RPS-163)
両面ともアルバム収録曲。





EP
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On 45
(1984/RCA PG 70466)
アメリカ進出を意識したのかVAN HALENを思わせる楽曲などキャッチーな方向へ路線変更されておりファーストのきらびやかなサウンドを期待すると少し肩透かしを食うが、EPということを考えると商業的な思惑も有ってこういう内容になってしまったのだろう。ラストの曲は彼らの真のパワーを感じる楽曲なので、このEP以降音源を残せなかったのは非常に残念。



アルバム
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Same Title
(1983/RCA PL 70034)
A①の荘厳なイントロからスピード感満載のハードロックに移る構成と中間部におけるクラシカルなインストパートといった様式美を追求したサウンドは、当時の私を完全にノックアウトさせた。バンドのテーマソングは、シンセを駆使した完全にクラシックのオーケストラを意識した楽曲。またクラシックを意識したギターインストやバラードの他、どこか70年代を思わせるハードロックが不釣合いに共存したアルバムでもあります。

当時ラジオのオンエアを聞いてから輸入盤店を探し回ったが見つからず。このアルバムが日本でリリースされるまでに2年掛かったが、発売日に購入しターンテーブルに乗せノイズの無いクリアーなサウンドで1曲目を聞いたときの感動は忘れられません。

今は、ネットを使えばすぐに音を確かめられるますが、当時の方が楽しかったし感動も大きかったような気がします。

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PAN & REGALIZ

ヨーロッパにおけるJETHRO TULLの影響を受けたロックバンドの数は計り知れない。

シングル
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Dead of Love / Thinking of Mary
(1971/Ekipo 4006-B)
両面ともアルバム収録曲。




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Magic Colors / A Song for the Friends
(1971/Ekipo 4.010-B)
A面がアルバム未収録曲。





アルバム
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Same Title
(1971/Dimensi?n 6002-GS)
ブルージーなサイケサウンドにフルートという初期JETHRO TULLの影響を受けたサウンド。ただ、あまりつばを飛ばさないフルート奏法が逆に新鮮な感じがします。演奏もストレートであまりひねくれていない所は聞きやすく好感が持てます。



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IMPACTO CINCO(IMPACTO Ⅴ)

う~ん!日本語読みで発音するとやばいことになりそうなバンド名だなぁ。
アルバム
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Same Title
(1973/CBS 104268)
Cincoとは数字の5のこと、実は1曲しか試聴していないので全体的な内容はわからないのですが、その一曲はおよそロックとはかけ離れたものでした。まぁ、ジャケットに写っている楽器もロックのものじゃないですしね。詳細が判ったら書き直します。

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Lagrimas Azuis
(1975/CBS 137882)
メロディアスで少しハード目なサウンドなのだけど全体的にリバーブが深くかけられていて、結構サイケデリックな風味があります。B①ではJeff BeckやCOLOSSEUMⅡを髣髴させるハードフュージョンでテクニカルな演奏を聞かせてくれます。

ROADRUNNER

NWOBHMの炎が世界に飛び火し始めた時代。アメリカの西海岸ではコンパクトでキャッチーなヘビーメタルが隆盛を極めようとしていました。

12inch EP
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Teenage Warcry
(1983/Acme RR-1545)
活きのいいハードロックが詰まった4曲いりEP。演奏は徹底してハードながら楽曲はキャッチーで聴きやすい所謂LAメタルのスタイル。当時A②のSHOCKING BLUEのカバーがラジオでオンエアされ輸入盤店を探し回ったが見つからなかった思い出が甦ります。



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CELELALTE CURVINTE

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ルーマニアの特異なプログレッシブ&ヘビーメタルバンド。

シングル
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Colind / Larna
(1990/Electrecord 45-ST-CS-221)
A面がMircea Vintil? B面がCELELARTE CURVINTEのスプリットシングル。





アルバム
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ii Rock (8)
(1985/Electrecord ST-EDE 2782)
片面がEvolutivのスプリットアルバム。





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Same Title
(1987/Electrecord ST-EDE 03137)
アコースティックでクリアーなサウンドとIRON MAIDENを髣髴させるスピード感のあるヘビーメタルサウンドが交錯する唯一無二のサウンド。ベースの存在感と少し頼りなげなボーカルが個性的で同時期の各国のメタルバンドとは一線を画していると思います。



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(II.)
(1989/Electrecord ST-EDE 03712)
前作よりもエレクトリックな要素の比重が増したアルバムではあるけど、印象はあまり変わらない。




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Se las? r?u
(1992/Eurostar CDS-CS 0103)
かなりテクニカルなメタル寄りのサウンドになり各楽器のバランス(ベースが引っ込んだ)が統一された録音でバンドとしてまとまったサウンド。

 


イメージ 7
Armaghedon
(1994/Vivo CDVR 002)
テンポが少し落ち着き安定したサウンドではあるけど、前作までの破天荒さがかなり薄れ個人的には少し物足りません。




イメージ 8
          Ispita
          (1997/Zone 9704108-4)
          カセットオンリーリリースのアルバム。前作に比べると以前の作風に戻っています。





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Nos
(2004/Intercont IMCD 1225 )
かなりレイドバック?したアルバム。POLICEやU2を思わせるギターのカッティングを中心にしたキャッチーな内容。 




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.Stem
(2008/TVR Media)
メロディ、演奏、アレンジ、音色、録音など以前の作品を遥かに凌駕していて、個人的には最高傑作と思います。多少ギターサウンドに不満は残りますが以前に比べ格段に良くなっています。



個人的には大好きな音楽性です。ただ、わざとだと思いますが各楽器のバランスが悪かったり音色がひどかったりするのが、残念!ギターのディストーションサウンドは音やせがひどくて「.Stem」でかなりましになったとはいえ覚悟して聞かないとまだまだ十分とはいえません。

最近は作品発表が滞っているようですが、さらに進歩したサウンドになって帰ってくると信じています。

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THE WHAT

USハードのシングルは底なし沼まだまだ深いところに凄いバンドが眠っているようです。

シングル
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The Devil’s Game / The End
(1977/SMITE LH-16664)
A面はヘビーなリフが印象的なハードロック。B面は未聴。




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QUELLA VECCHIA LOCANDA

クラシックとロックの融合は多く試されてきたが、その成功例としてセカンドアルバムに敬意を払います。

シングル
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Villa Doria Pamphili / A Forma Di...
(1974/RCA TPBO 1031)
プロモ用シングル。両面ともアルバム収録曲。





アルバム
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Same Title
(1972/Help! ZSLH 55091)
クラシカルでメロディアスな静の部分と荒々しいハードロックの動の部分を併せ持ち融合させたクラシカルロックとして脅威のデビューアルバム。曲という面ではセカンドに軍配が上がると思うけど、ロックバンドとしてはこちらのほうが遥かにかっこいいと思います。


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Il Tempo Della Gioia
(1974/RCA Italiana TPL1-1015)
アコースティックでリリカルな室内楽的な曲調ながらハードロックとは違うヘビーさもありクラシカルロックという言葉がぴったりと当てはまる内容になっています。




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Live
(1993/Mellow MMP 159)
当時の英米のロックバンドのカバーとオリジナルを収録したLIVEアルバム。元々はカセットの音源のようです。




音源としては他に93年にリリースされたProgressive Voyageというオムニバスに1970年録音の極初期の録音が1曲収められています。

個人的にセカンドアルバムには強烈な思い出があって、購入したその日体調が悪化し吐き気と高熱でうなされながら聞いたため今でもこのアルバムを聞くとそのときの気分が甦ってしまいます。その数日後に入院!!そのため、人に聞かせるとき以外はターンテーブルに乗っかることがほとんど無いというレコードになってしまいました。一時期はジャケットを見るだけでも気分が悪くなりましたが最近は・・・まだ少しだけだめです。

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TWENTY SIXTY SIX AND THEN

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ドイツにはプログレッシブロックとハードロックの間に位置するロックバンドは多々存在しますが、その中でもトップクラスの実力を持ったバンドです。

アルバム
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Reflections on the Future
(1972/United Artists UAS 29 3141)
オルガンの活躍や変拍子のリフとかヨーロッパを感じさせる要素は多々有りますが実は意外とからっとしたキャッチーなロックンロールというかアメリカンハードロックがベースになっているような気がするんですが・・・



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Reflections on the Past
(1991/Second Battle Treasuries SBT 001)
当時の未発表バージョンを収録した二枚組3面レコード。ゲスト参加のフルートをフィーチャーするなどヨーロッパのプログレッシブロック的な演奏で当時どういう判断でお蔵入りにしたのかわからないくらいデキがいいと思います。1stに感じたアメリカンハード的な部分もB②に顕著に現れています。


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Reflections!
(1993/Second Battle SB 025)
詳細はわかりませんが、実際1stは89年にリイシューされていますので、FutureとPastを再編集したものと思われます。




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プロフィール

たる

60~80年代のサイケ、ハードロック、プログレッシブロック大好き。ギターも弾きます。あとアニメ、漫画、競走馬好き。料理もしますよ。

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